【SHOWCASE UENO】#002. 小牧果南 Kanan KOMAKI《ふれあい石鹸 Touchable soap》

ショーケース上野 SHOWCASE UENO
2021.6.8ー 7.27

#2.小牧果南 Kanan KOMAKI《ふれあい石鹸 Touchable soap》

[コンセプト　Concept]
コロナ禍によって、他人と触れ合うことが憚られる世界に私たちは生きている。しかし触れ合うことでしか得ることのできない感情や関係がある。 私は自分自身の顔と両手を3Dスキャンし、それを元に固形アロマ石鹸を作った。それを大切なあなたに届けたい。今や生活で欠かすことのできない手洗いという行為を通して、私とあなたが触れ合うことができると信じて。

[作家について About the Artist]
1997年生まれ。ブラジルとスペインに留学後、日本に帰国。現在、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科在学中。クラシックバレエや、多重言語の経験をきっかけに、自己を形成しているものは何かという疑問を持つ。身体の在処などをテーマに制作をし、写真やパフォーマンス、立体など様々なメディアを通して人間の身体や物質の不確かさについて考える。