スクリーン
2019.11.03 UP
【 SHOWCASE in the Screen】#3.藤岡勇人 《72 Sliding Doors in Progress》
SHOWCASE in the Screen
2019.11.5ー 12.1 ※初日のみ12:00オープン
2019.11.5ー 12.1 ※初日のみ12:00オープン
#3. 藤岡勇人 《72 Sliding Doors in Progress》
[コンセプト concept]
美大を卒業したばかりの若手作家が京都の禅寺に住み込み、72面の新しい襖絵を描き上げるという、退蔵院方丈襖絵プロジェクトの紹介映像。絵師として招かれた村林由貴が、寺での生活から地・水・火・風・空の五輪のイメージを構想し、それらを水墨画で描いた襖絵が納められる。プロジェクトは2011年に始動、本作品はその紹介映像として2015年に製作し、イタリア・ラヴェンナで開催されたNuovi Orientamentiで上映。プロジェクト及び関係者への取材は、現在も継続して行っている。
[作家について about the Artist]
藤岡勇人
東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻特任助教。2016年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校MA Culture, Criticism and Curation修了。2013年から2015年まで一般社団法人産業人文学研究所に勤務し、インディペンデントキュレーター、映像作家としての活動を始める。2013年より退蔵院方丈襖絵プロジェクトのドキュメンタリー「72 Sliding Doors」を制作し、2015年にイタリア・ラヴェンナのNuovi Orientamentiで上映。最近の主な展覧会企画に「On the Verge of Fiction 」(台北, 2019)や「Tokyo Analogies | Richard Nicholson」(ロンドン, 2017)など。現在はアーティストの西村雄輔と協働で、愛媛県の山林と空き地を活用したプロジェクト「Nagahama Works」を手がけている。