まんぷくWALL
2024.12.25 UP NEW!

【まんぷくWALL】#8. 宝田 勇樹 | Takarada Yuki《MIX mark-1》

【まんぷくWALL】#8. 宝田 勇樹 | Takarada Yuki《MIX mark-1》

素 材:木材、油彩、キャンバス、庵治石、紙粘土
サイズ:可変

[ 作家について About the Artist]

2024年 多摩美術大学 絵画学科油画専攻 卒業
現在、東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻 油画第一研究室 在学中

絵画を分解し「描く」と「作る」行為を重点に置く。
蓄積、保存、経過などを石や様々な素材を扱って表現してきた。
本作は藝大に来て触れてきた物を支持体として融合しながら時間と空間を制作した。
表現する上で説明できない場所は絵で繋ぎ支える
使用した石は「庵治石」
墓石にも使用される端材。迷い続ける痕跡と私でもある。
プロセスを含め全てを MIXした。

In deconstructing painting, I focus on the acts of "drawing" and "creating.” I have used stones and
various materials to express concepts such as accumulation, preservation, and the passage of time. In this work, I incorporate objects encountered at Tokyo University of the Arts as supports, blending them to create both time and space. For aspects that cannot be fully conveyed through words, I connect and support them with painting. The stone used is "Aji-stone," a type of granite often used for gravestones, crafted from offcuts. It is a variety of "Mikage-stone," symbolizing the traces of wandering time and myself. Everything, including the process, is mixed together.

[まんぷく WALL について]

まんぷく WALL では、現代美術を主に分野を問わず質の高い表現と可能性を有する若手アーティストに作
品の発表と実験の<壁>を提供します。
藝大食堂にお越しいただいたお客様には、今・これからがはじまるアートの源(MOTO)と出会う機会と
なり、帰り道には少しだけ、これ。あれ。なんだっけ。もう一度のぞきに来てみようかな。と想っていた
だけたらうれしいです。

藝大食堂統括ディレクター岩間賢
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