スクリーン
2023.09.29 UP
【SHOWCASE in the Screen】#23. トモトシ / tomotosi《あいまいな日本の私たち+THE NEVERENDING CEREMONY / Japan, the Ambiguous, and Ourselves.+THE NEVERENDING CEREMONY》
SHOWCASE in the Screen
2023.10.2ー11.2
#23. トモトシ tomotosi《あいまいな日本の私たち+THE NEVERENDING CEREMONY Japan, the Ambiguous, and Ourselves.+THE NEVERENDING CEREMONY》
[コンセプト Concept]
「あいまいな日本の私たち Japan, the Ambiguous, and Ourselves.」 (2019)
「THE NEVERENDING CEREMONY」 (2019)
バラナシ(インド)には年間100万を越えるヒンドゥー教徒の巡礼が訪れ、なかにはここで死ぬことを目的にする人さえいる。そんな街バラナシに無数に点在するマンディール(ヒンドゥー教寺院)を見つけるたび、僕はお祈りをすることにした。現地で買った黄色いスカーフ、麻のパンツ、数珠とビンディ(額の模様)を身にまとった。観光客としての僕は、現地人を装いお祈りする自身の姿をカメラで録画した。この映像は、いろいろな形で妨げられたお祈りの記録である。
Varanasi receives more than one million Hindu pilgrimages annually, some of whom even aim to die here. Whenever I found countless mandirs in Varanasi, I decided to pray. I used a camera to record myself praying as a local. This video is a record of a prayer that was obstructed in various ways.
[作家について About the Artist]
1983年山口県出身。国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業後10年にわたって建築設計・都市計画に携わる。2014年より展覧会での発表を開始。「人の動きを変容させるアクション」をテーマに主に映像作品を制作している。2020年より東京・西荻窪にトモ都市美術館(現TOMO都市美術館)を運営。主な展覧会に「絶望的遅延計画」(TAV GALLERY、2023)、「ミッシング・サン(芸術競技2021)」(代々木TOH、2021)、「有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館、2019)、「あいちトリエンナーレ2019」(豊田市、2019) 、「tttv」(中央本線画廊、2018)がある。 主な受賞に「デイリーポータルZ 新人賞2020」優秀賞、「イメージフォーラム・フェスティバル2019」観客賞、「WIRED CREATIVE HACK AWARD 2019」準グランプリがある。
[展示風景 Installation View]
2023.10.2ー11.2
#23. トモトシ tomotosi《あいまいな日本の私たち+THE NEVERENDING CEREMONY Japan, the Ambiguous, and Ourselves.+THE NEVERENDING CEREMONY》
[コンセプト Concept]
「あいまいな日本の私たち Japan, the Ambiguous, and Ourselves.」 (2019)
作家は街頭にて、ビデオカメラを自身に向けた状態でひたすら待機する。そして道行く人がカメラに映り込んできて、ポーズを決める瞬間を記録する。ここに映っているのは、都市における暗黙の了解(カメラで撮影している人の邪魔してはいけない)を破ってまで関わってくれた人たちである。
The artist waits patiently on the street with a video camera pointed at himself. He then records the moment when a person on the street comes into view and poses for the camera. The people in the video are those who have broken the tacit understanding in the city (not to interfere with the person filming with the camera) and have become involved in the process.
The artist waits patiently on the street with a video camera pointed at himself. He then records the moment when a person on the street comes into view and poses for the camera. The people in the video are those who have broken the tacit understanding in the city (not to interfere with the person filming with the camera) and have become involved in the process.
「THE NEVERENDING CEREMONY」 (2019)
バラナシ(インド)には年間100万を越えるヒンドゥー教徒の巡礼が訪れ、なかにはここで死ぬことを目的にする人さえいる。そんな街バラナシに無数に点在するマンディール(ヒンドゥー教寺院)を見つけるたび、僕はお祈りをすることにした。現地で買った黄色いスカーフ、麻のパンツ、数珠とビンディ(額の模様)を身にまとった。観光客としての僕は、現地人を装いお祈りする自身の姿をカメラで録画した。この映像は、いろいろな形で妨げられたお祈りの記録である。
Varanasi receives more than one million Hindu pilgrimages annually, some of whom even aim to die here. Whenever I found countless mandirs in Varanasi, I decided to pray. I used a camera to record myself praying as a local. This video is a record of a prayer that was obstructed in various ways.
[作家について About the Artist]
1983年山口県出身。国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業後10年にわたって建築設計・都市計画に携わる。2014年より展覧会での発表を開始。「人の動きを変容させるアクション」をテーマに主に映像作品を制作している。2020年より東京・西荻窪にトモ都市美術館(現TOMO都市美術館)を運営。主な展覧会に「絶望的遅延計画」(TAV GALLERY、2023)、「ミッシング・サン(芸術競技2021)」(代々木TOH、2021)、「有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館、2019)、「あいちトリエンナーレ2019」(豊田市、2019) 、「tttv」(中央本線画廊、2018)がある。 主な受賞に「デイリーポータルZ 新人賞2020」優秀賞、「イメージフォーラム・フェスティバル2019」観客賞、「WIRED CREATIVE HACK AWARD 2019」準グランプリがある。
[展示風景 Installation View]