藝大食堂は、東京藝術大学取手校地の森のそばにあります。
ここは食事やコーヒーを楽しみながら自由に時間を過ごせる場所です。
おしゃべりや団欒、ミーティング、読書やノマドワーク。
ときには「食」と自分の生活のつながりを考えたり、芸術家の表現に触れたり、自らが表現したり、一緒に土を耕したり。
ここでお出ししている食事は、由来のわかる食材をつかい、手間を惜しまず人の手をかけることを基本にしています。
「食」はつくること、生きることにつながる最も親しいいとなみと考えています。
そして、文化や言葉、価値観など多様なルーツを持つ人びと、赤ちゃんからご高齢の方々まで、生きてきた時間の違う人びとなど、さまざまな違いを持つ人が居合わせられる空間であることを大事にしています。
藝大食堂は、社会の変化に向き合う表現を受け入れながら、それぞれのつくること・生きることを支えられる場となることをまなざして、開いています。
<「本日の日替わり」の料金体系と運営システムについて>
「おなかから」芸術家を応援する藝大食堂。
定価(一般価格)でご利用いただくことで、藝大に通う学生を応援できる仕組みになっています。
定価でご利用いただけばいただくほど使う食材が豊かになり、学生はより少ない負担で食堂を利用することができます。
また、運営をアートNPO(特定非営利活動法人)が行っているため、生まれた収益は芸術文化事業にも活用されます。
藝大食堂の料金体系と運営システムにご理解とご協力をありがとうございます。
使われなくなった食品サンプルのディスプレイケースから生まれた、回遊型ギャラリー。小沢剛セレクションによる若手アーティストの展示が行われています。
普段は藝大食堂のエントランスに設置されていますが、時折旅に出ます。
旧購買スペースがセルフリノベーションで展示空間になりました。
藝大生や取手ゆかりの作家の展示に活用されるほか、多様なジャンルの作品や表現活動、地域で進むプロジェクトなどを地域内外に向けて紹介・発信していきます。
東京藝術大学取手校地整備計画の基本方針として掲げられている「豊かな自然を生かし、環境に調和したキャンパス」に沿ったプロジェクトを展開中。
専門工房群を有する藝大ファクトリーラボと連携したプロジェクトが行われています。プロジェクトの活動情報の最新は、「お知らせ」にてお伝えしています。
まんぷくWALLは 、現代美術を主に分野を問わず質の高い表現と可能性を有する若手アーティストに作品と実験の<壁>を提供します。
アートの源(もと)と出会う機会となったら嬉しいです。
東京藝術大学は、同校取手校地の福利厚生施設の運営を2017年度下半期より特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィスに委託しました。2011年より取手アートプロジェクトが取り組んできたコアプログラム《半農半芸》を土台として、食の提供・購買機能を有しながら、アートプロジェクトが複層的に展開される芸術文化交流拠点を目指して、「藝大食堂」がスタートしました。
国立大学法人 東京藝術大学
特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス
ロゴデザイン=小野寺美穂
家具リメイクディレクション=小野寺美穂/岡博美(染織工房「呼吸-kokyuu-」)
家具制作協力=藝大ファクトリーラボ/ひだまりのまちプロジェクト/TAPサポーター
リノベーション=平塚知仁(海の月工作室)/塩月洋生(クウスムデザイン)/安江和輝(黒川建築)
東京藝術大学取手校地環境整備に向けた基礎調査=佐野成範
WEBサイト制作=田邊佳奈, 古田寿美子(OTOSO inc.)/ディレクション,イラスト=小野寺美穂/監修=羽原康恵(取手アートプロジェクト)
食材パートナー=日本畜産振興株式会社/社会福祉法人身障者ポニーの会/行方市の信太さん/耕すプロジェクトのみなさん/取手市内・近郊の野菜メセナをご提供くださるみなさん/ARIZTA Food Solutions Japan/株式会社豆乃木/千葉県市原市の大井さんほか
*これから広がっていく予定!
運営パートナー=月出工舎
ショーケース(SHOWCASE)企画運営・特別協力=小沢剛
スタッフ写真撮影=許力静(佐藤時啓研究室)
東京藝術大学 | https://www.geidai.ac.jp/ |
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藝大ファクトリーラボ | https://geidai-factory.art/ |
取手アートプロジェクト | http://www.toride-ap.gr.jp/ |