スクリーン
2025.05.15 UP NEW!
【SHOWCASE in the Screen】#30. 石山友美 Ishiyama Tomomi《鬼が其処にいる / Oni ga soko ni iru》

SHOWCASE in the Screen
2025.4.30ー2025.6.5
30. 石山友美 Ishiyama Tomomi《鬼が其処にいる / Oni ga soko ni iru》
[コンセプト concept]
作者はこれまで6年に渡って、秋田県内の各家庭に眠っている8ミリフィルムの収集を行ってきた。本作は、そのフッテージや、デジタルで撮りためてきた秋田県内の風景、そして新たに撮影した16ミリフィルムでの撮影素材を使って編集したものである。
フィルムという物質が撮影者からまちの写真館に持ち込まれ、技師によって現像され、また撮影者のもとへ戻り、その家族に渡され、といったように様々な人の手から手へと渡ってきたと考えた時、人間によって作られたモノはそれぞれ無数のドラマとともに、時空を旅してきたのだと思い至るようになった。古代に創られ使われていた遺物は、やがて土中に埋もれ、また発掘され、その価値は時代とともに変わりながらも、歴然と存在し続けている。ある一つの遺物が辿ってきた道のりに想いを馳せながら、制作した映像である。
作者:石山友美、佛願広樹
9分/16:9/サイレント/デジタル上映
[プロフィール profile]
1979年東京都生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。磯崎新アトリエ勤務を経て渡米。カリフォルニア大学バークレイ校大学院、ニューヨーク市立大学大学院で建築、芸術論、社会理論を学ぶ。ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学研究科修士課程修了。在米中に映画制作に興味を持つようになり、帰国後からインディーズ映画の制作に関わる。劇場公開監督作に『少女と夏の終わり』(2012)、『だれも知らない建築のはなし』(2015)。建築作品の記録映像をライフワークとして続けている。
2025.4.30ー2025.6.5
30. 石山友美 Ishiyama Tomomi《鬼が其処にいる / Oni ga soko ni iru》
[コンセプト concept]
作者はこれまで6年に渡って、秋田県内の各家庭に眠っている8ミリフィルムの収集を行ってきた。本作は、そのフッテージや、デジタルで撮りためてきた秋田県内の風景、そして新たに撮影した16ミリフィルムでの撮影素材を使って編集したものである。
フィルムという物質が撮影者からまちの写真館に持ち込まれ、技師によって現像され、また撮影者のもとへ戻り、その家族に渡され、といったように様々な人の手から手へと渡ってきたと考えた時、人間によって作られたモノはそれぞれ無数のドラマとともに、時空を旅してきたのだと思い至るようになった。古代に創られ使われていた遺物は、やがて土中に埋もれ、また発掘され、その価値は時代とともに変わりながらも、歴然と存在し続けている。ある一つの遺物が辿ってきた道のりに想いを馳せながら、制作した映像である。
作者:石山友美、佛願広樹
9分/16:9/サイレント/デジタル上映
[プロフィール profile]
1979年東京都生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。磯崎新アトリエ勤務を経て渡米。カリフォルニア大学バークレイ校大学院、ニューヨーク市立大学大学院で建築、芸術論、社会理論を学ぶ。ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学研究科修士課程修了。在米中に映画制作に興味を持つようになり、帰国後からインディーズ映画の制作に関わる。劇場公開監督作に『少女と夏の終わり』(2012)、『だれも知らない建築のはなし』(2015)。建築作品の記録映像をライフワークとして続けている。
